綺麗な川のせせらぎの中、大自然を五感で感じられる渓流釣り
フライフィッシングやテンカラ、ルアー等、
様々な釣り方で楽しめる渓流釣りですが、
今回はその中でも気軽に挑戦し易いルアー渓流釣りの魅力、釣り方をご紹介します。
関西の渓流釣り場も一部まとめていますので、
是非ご参考にしていただければと思います。
ルアー渓流釣りの魅力
私が思うルアーで渓流を楽しむ利点は下記です。
ゲーム性もあり、手軽に出来る所が魅力だと考えています。
・手返しが良い
・道具が簡素で済む
・アジングタックルでも代用できる
・アクション(主にトゥイッチ)で食わせるゲーム性
私は主に小渓流~源流で釣りをする事が多いですが、
比較的人も少なく、落ち着いて釣りが出来、
岩や川を上っていくので、冒険心もくすぐられます。
大自然の中での釣りなので、
環境や安全面への配慮は必要になりますが、
心も身体もリフレッシュできます!
海で釣れる魚より生臭さが無く、
シンプルに塩焼きで美味しくいただけるのも魅力の一つ!
・イワナ
・ヤマメ(アマゴ)
・アユ
関西渓流ポイント、入漁期間ご紹介
関西の渓流ポイント、料金を一部まとめましたので、ご紹介します。
それぞれの漁協付近の地図リンクを掲載していますので、
ご自宅からの距離をご確認いただければと思います。
どこも入漁券が必要になるので、管轄の漁協や近くのコンビニ等で購入しましょう。
※情報は2025年5月時点です。釣り場詳細は各漁協HPをご参照下さい
京都府渓流釣り場
【由良川】
渓流(アユ以外の魚種)日券…2,000円
雑魚(アユ・ボラを除く)年券…5,000円
アユ年券…1万1,000円
兵庫県渓流釣り場
【揖保川】
渓流日券…2,600円 ※女性は半額
渓流年券…7,200円 ※女性は半額
【千種川】
渓流日券(あゆ除く)…2,200円
渓流日券(全魚種)…3,200円
渓流年券(あゆ除く)…6,400円
渓流年券(全魚種)…13,700円
奈良県渓流釣り場
【宗川、丹生川】
渓流日券…3,000円
渓流年券…7,000円
ルアー渓流釣り道具
ルアー渓流釣りの道具をご紹介します。
タックルはアジングロッドでも代用可能ですが、
キャスト、アクションのし易さ、
手返しの良さは専用タックルに利点があります。
ロッド
5〜6ftの長さが主に使われます。
3ピースのコンパクトに収納出来るロッドが多く、
硬さはUL(ウルトラライト)かL(ライト)が主流です。
ULは魚が掛かった際に竿が魚の動きに沿って曲がってくれる為、
バレにくい利点があります。
一方、Lはロッドに張りがある為、
ルアーアクションや、キャストがし易いです。
専用ロッドは10,000円以内でも販売されているので、
複数回行かれる方は
専用ロッドの購入も視野に入れてみてはいかがでしょうか
・アブガルシア トラウトフィールド TFS-532L
リール
私はアジング兼用でカルディアの2000番を使っています。
1000番〜2000番のスピニングリールが一般的で、
私はPE0.3号を巻いています。
目視し易い色のラインがお勧めです。
・ダイワ カルディアFC LT2000S-H
ベイトリールを扱える方は
ベイトフィネス用のリールもお勧めです。
スピニングに比べ手返しが良く、キャスト精度も高いです。
・ダイワ シルバークリーク
お勧めルアー
4〜5センチのシンキングミノーを主に使います。
色はシルバー系とゴールド系の2色は準備しておくのがお勧めです。
私はルアーの場所が分かり易いように
背の部分(上面)がチャートやピンク等の目視し易いカラーを選んでいます。
渓流釣りは根掛かりしても取りに行ける事が殆どなので、
根掛かりによるロストは少ないです。
・スミス Dコンパクト38
・DUO リュウキ 45S
服装(夏)
虫対策で長袖の着用はMUST!
暑い季節はウェーダーでは蒸れます。。。
ゲーターで足を守りつつも
ネオプレーンのタイツ、ソックスを着用する事で
水に浸かりながらも涼しく過ごせます。
・ゲーター
・ネオプレーンソックス
・ネオプレーンタイツ
・フェルトスパイク
ARCWOLFのスパイクは底を取り替え出来るので、
長く使う事ができます!
ネオプレーンソックスを着用する前提で
1サイズ大きいサイズを選択するようにしましょう
服装(春先)
・ウェーダー
まだ寒さが残る季節は保温力のある
フェルトスパイクのウェーダーがお勧めです。
フェルトは落ち葉の上等は滑り易いですが、
岩の上や川歩きの際にはしっかりグリップしてくれます。
渓流釣りのマナー
・先行者の上流へ入るのはNG
渓流釣りは基本的に下流から上流にかけて移動しながら釣りをします。
小場所が多いので、
先に打たれてしまうと魚がスレてしまい釣りにならなくなります。
車で林道を走っている際も
先行者の有無を確認してポイント選びを行いましょう。
・ゴミの持ち帰り、火の用心
当たり前ですが、ゴミは持ち帰りましょう。
ジップロックを数枚バッグに忍ばせておくと
魚の持ち帰りにも使えるので、便利です。
川の脇でお湯を沸かして
ホットコーヒー等も飲みたくなる事もあるかと思います。
しかし、渓流付近はよく燃える落ち葉や枯れ木が沢山ありますので、
周囲に燃える物が無いか確認するようにしましょう。
釣行記_釣り方ご紹介
林道から釣り場まで降り、
いよいよ釣りスタートです。
今回は二人で来たので、左右に分かれて上流へ釣り歩きます。
経験上多くても二人での釣行かと思いますが、
同じポイントを打たないように前後順番に投げながら進むか
左右に分かれて別々のポイントを打つようにしましょう
2、3投して釣れない場合はすぐ次のポイントへ
テンポよく探っていく事が釣果を伸ばす鍵となります。

【ミノーでの狙い方】
アクションは基本的に小刻みなトゥイッチング。
下記❶のような流れの強く波立っているポイントにキャストし、
ルアーを下流にかけて流しつつ、
❷の波が少し弱くなるヨレているポイントを通すようにします。

釣り歩いていると何度もチェイスを目撃します。
水が綺麗なので、
チェイスやバイトシーンを見れるのも渓流釣りの魅力の一つだと思います。
暫く釣り歩いていると早速ヒット!
0.3号のPEでも20センチ前後の川魚であれば
十分抜き上げられます。

ラインの岩擦れには十分気をつけて下さいね!
こんな綺麗なアマゴが釣れました!

アマゴは目の後ろ辺りをナイフ等で突くか、
デコピンすると締められます。
持ち帰りは下記のような大口の水筒(1.2L)に
キッチンペーパーを巻いた保冷剤を入れ、
ジップロックに魚を入れています。
20cm前後の魚であれば20尾程入れられます。
この日の釣果は半日で5匹!
その内、サイズが良い魚を3匹(イワナ1尾、アマゴ2尾)持ち帰りました。
歩数は9,000歩程で、程よい運動にもなりました!
釣った魚はシンプルに塩焼きに!!
【調理手順】
1.内臓を取る
2.塩揉みして滑りを落とす
3.塩を塗してグリルで焼く
味付けが塩だけなので、塩に拘っています!
我が家では能登の塩を愛用しています。
ミネラル豊富で、食塩とは全然味の締まり方が違います!
脂も乗っており、フワフワの塩焼きができました。

まとめ
自然も満喫できて、運動にもなるルアー渓流釣りをご紹介しました。
簡単調理で食べて美味しい川魚!
是非一度ご賞味いただきたいです。
そんな魅力いっぱいの渓流釣りに一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
他にも関西近郊での釣行記を掲載しています。
ご興味のある方は是非ご一読いただければと思います。
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