香川県高松港からフェリーで約50分。
今回は現代アートや文化が豊かな場所として知られる直島をご紹介します。
直島は瀬戸内海に浮かび、
自然の美しさとアートが融合した独特の魅力を持っており
近年人気の観光地となっています。
※情報は2024年8月時点です。
アクセス
直島へのアクセスはフェリー又は小型高速船の二つです。
岡山の宇野港からは約15分〜20分、
香川の高松港からは約50分〜60分(高速旅客船は約30分)です。
今回は、高松港から直島(宮浦港)行きのフェリーで向かいました。
フェリーは予約不可で
現地でチケットを購入する必要があるので余裕を持って行くようにしましょう。
車の場合は30分前までに港に行き、
一度車を停車させてからチケットを購入する必要があります。
車を高松港周辺に置いて行く場合は
近隣駐車場が満車のことがあります。
私が行った日も連休で近隣コインパーキングが満車でした。
そんな時は高松駅にある地下駐車場が駐車台数も多くてお勧めです。
「タイムズのB」で事前に駐車場予約しておくのも便利です。
13:30 直島到着 移動手段について
12:40高松発のフェリーに乗り、
13:30に直島に到着しました。
直島内での移動手段は下記です。
タクシーは直島に2台しか無いので、
タクシーをご利用希望の場合は必ず予約してください。
この中でも私の一番のおすすめは、
原付免許をお持ちの場合は断然レンタルバイクです。
直島は坂だらけなので
体力に自信のある方はレンタサイクルでも良いのですが、
直島の坂は電動アシスト付きの自転車でもなかなかにきつい傾斜の坂です。
坂の途中で悲鳴を上げてる自転車の方を多数目撃しました。
レンタルバイクはスムーズに坂道も登ることができるので半日観光等、
時間を有効活用したい場合には最適でした。
レンタルバイクは宮浦港の向かいに
お店を構える「おうぎやレンタサイクル」さんで借りました。
HPから事前予約しておくことをおすすめします!
電動バイク50cc【YAMAHA EC-03】をお借りしました!
フェリーでついた後、
予約をしているお客で順番待ちが発生するので、
フェリーを降りたら真っ先に向かってください。
ファミリーの方はレンタルバイクは難しいと思います。
その場合はレンタサイクルではなく
町営バスとシャトルバスの併用をおすすめします。
半日観光の場合は
時間単位でのレンタカーもあるので
そちらを検討するのも良いかもしれません。
レンタカーも「おうぎやレンタサイクル」さんで借りられます。
14:00 【フォトスポット】赤かぼちゃとI❤︎湯
レンタルバイクを借りたら
まずは有名な草間彌生さんの赤かぼちゃで記念撮影です。
撮影まで結構並ぶことを覚悟していたんですが、
それほど並びませんでした。
何組かが色んな角度から写真を撮れるようになっているので
回転率が良かったです。
このかぼちゃをずっと見てみたかったので、嬉しかったです。
I❤︎湯
次は、宮浦港からすぐ近くの「I❤︎湯」に行きました。
「I❤︎湯」はアーティスト大竹伸朗が手がける
実際に入浴できる美術施設です。
入浴時間と見学時間とが決められています。
今回は見学時間に訪問しました。
開館時間:13:00 〜 21:00(最終受付20:30)
※見学会期間、時間は公式HPを確認下さい
休館日:月曜日
※ただし、祝日の場合開館、翌日休館
※メンテナンス期間は臨時休館
鑑賞料金は660円でお店の前の発券機でお金を払い、
靴を下駄箱に入れて中に入ります。
中は圧倒的なアートの世界。
ゾウの名前は定子(サダコ)というらしいです。
色鮮やかな天井画やタイルが素晴らしい。
次回はぜひ入浴をしてみたいです。
カランやイス、ポンプなど一つ一つがデザインされており楽しい空間でした。
脱衣所やトイレなども掲載しきれない
おしゃれ空間となっていませすのでぜひ実際に訪れて写真を撮ってみてください。
お店の前には風呂桶やポンプ、オリジナルタオル等のお土産も販売されていましたので
自分へのお土産をここで買ってみるのも良いと思います。
大竹伸朗さん、なんと本も出しています。
ご興味のある方は是非一読してから訪れるとより楽しめるかと思います。
15:00 地中美術館
次は地中美術館に向かいます。
「I❤︎湯」からはレンタルバイクで約5分程走ったところにありました。
ここは予約必須です!
公式HPからオンラインで予約できます。
私が行った連休中は当日満員になっていました。
地中美術館は「自然と人間との関係を考える場所」として2004年に設立されました。
建物の大半が地下に埋設された不思議な場所です。
有名なクロード・モネの「睡蓮の池」が恒久設置されています。
中は写真撮影が禁止です。
私が特に印象に残ったのは
クロード・モネの「睡蓮の池」と
ジェームス・タレルの「オープン・フィールド」です。
「睡蓮の池」はそれを見学するために設計された空間が圧巻でした。
芸術に疎い私も感動を覚えました。
「オープン・フィールド」はすごく不思議な体験をできたアートでした。
驚きを素直に楽しむことができました。
作品を見終わった後は地中美術館での体験を共有しながら地中カフェでの休憩。
瀬戸内海の海を一望しながら休憩できます。
ここで飲んだソライロコーラがとても美味しかったです。
炎天下の中疲れた体に染み渡ってきます。
瀬戸内の美しい風景を見ながらアートについて語る素敵な時間を過ごしてみてください。
16:15 【再びフォトスポットへ】 黄かぼちゃと直島パヴィリオン
ここで自由に動き回れるレンタルバイクの強みが出てきます。
17時のフェリーまでの時間を有効活用!
地中美術館からレンタルバイクで約7分程の
もう一つのかぼちゃ「黄かぼちゃ」へ向かいます。
つつじ荘の近くの駐輪場にバイクを置いて3分程歩けば行くことができます。
道がわからない時は
地中美術館の駐車場にいるガードマンの方が
親切に教えてくれますので聞いてみてください。
無事、黄かぼちゃに到着。
写真撮影で何人か並んでいました。
前後の人同士でお互いの撮影をしてあげています♪
素敵な思い出写真が撮れたので
帰りのフェリーに乗る為に宮浦港に戻ります。
帰り際、
フェリー乗り場の近くに今回寄った最後のフォトスポット直島パヴィリオンも撮影。
このオブジェは中に入って撮影することも可能です。
おうぎやレンタサイクルさんにバイクを返却して終了です。
まとめ
直島の全てのアートを見たいという方は8時間程かかるので、
朝からまわることをおすすめしますが、
今回ご紹介しているところだけを集中的にまわりたいという場合は
半日でも十分に楽しむことができました。
のんびりした島時間を楽しみながらアートをじっくり観光したい方は
直島内の宿泊施設も検討してみてもいいかもしれません。
【じゃらん】直島 宿泊17時宮浦港発のフェリーはかなり混雑しますので、
少し早めにフェリー乗り場に向かって並ばれることをおすすめします。
最後の方に並んだグループは、
立ちながら帰っている方もいました。
(バラバラでも良かったら座れるかもしれません)
お土産はフェリー乗り場に売っています。
私は、かぼちゃのチャーム付きキーホルダーが欲しかったのですが、
赤かぼちゃも黄かぼちゃも売り切れていました。
瀬戸内の景色や、島の雰囲気、
アートに触れることができ、
ぜひまた来たいと思う場所「直島」でした。
香川に行かれる際は是非予定に組み込んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
他にも離島旅行を始め、国内旅行体験記をご紹介しています。
ご興味ある方は是非そちらもご一読いただければと思います。
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