趣味の魚釣り。
いっぱい釣れると嬉しいと同時に
どう料理しようか悩みますよね。
今回は干物の作り方をご紹介します。
干物にすると冷凍保存をして
食べたい時に焼くだけで食べられますし、
真空パックしてお裾分けすると
魚を捌くことが出来ない友人もすごく喜びます。
魚を捌く
今回は芥川マス釣り場で釣った
三匹のニジマスを干物にしていきます。
![芥川マス釣り場で釣った釣りたてのニジマスを干物にします。](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2535.jpeg)
干物の捌き方は
片袖開き・腹開き・観音開きなどありますが
私は自宅で簡単に作る場合は、
内臓も出しやすいので腹開きが多いです。
よく商品として売っている開き方は
観音開きが多いと思います。
また、
真空パックの袋に入るよう頭も落としちゃいます。
見栄えを良くしたい方は頭も割って下さい。
開いてみると脂がのっていました。
できるのが楽しみです。
![ニジマス腹開き](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2537.jpeg)
塩水に漬ける
魚が開けたら10%の塩水に漬けます。
大体10%の作り方:水450mlに食塩50gを溶かす。
魚が大きめの時などは水900mlに食塩100gを溶かします。
私はいつも大匙で食塩を計ります。
大匙一杯が食塩約18gなので約2.8杯入れます。
時間は今回は30分にしました。
鯛など大きめの魚を漬ける場合は60分程漬けます。
今回のようなニジマス、
中サイズのアジ・ガシラを漬ける時は
初めは30分程度で作ってみて
お好みで調整してみて下さい。
![腹開きにしたニジマスを塩水に浸す](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2534-768x1024.jpeg)
30分経ったら塩水から取り出して水気をよく拭きます。
私は塩味がある程度しっかりしている方が好きなので
塩水から取り出したらキッチンペーパーでそのまま拭きます。
塩分を抑えたい方は一度流水で洗ってから水気を拭いて下さい。
干す
水気が取れたらいよいよ干します。
今回はベランダで夜から朝まで干す一夜干しにしました。
一夜干しはぷっくりとして柔らかい感じに仕上がります。
カラッとした干物を作りたい方は天日干しにして下さい。
道具はネットで購入した干しかごを利用しています。
野菜とかも干してみようと思っていますが
まだ魚しか干したことはありません。
![芥川マス釣り場のニジマスを干しカゴに並べる。](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2533-768x1024.jpeg)
![芥川マス釣り場のニジマスを干しカゴに入れている干す。](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2532-768x1024.jpeg)
こんな感じです。
部屋の中で準備していますが
この後バルコニーに出しました。
これで朝まで待ちます。
完成→真空パック保存
![モモの助](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2023/01/ももじろう.jpeg)
朝になりました!完成です!
身をちょっと触ってみて
乾燥しているかどうか確かめて下さい。
まだ水気が残っているようであれば
干し時間を延長して
いいタイミングで取り込んでください。
今回はすぐ食べずに保存するので
真空パックにして保存します。
真空パックにすると
空気に触れずに保存できるので
冷蔵でも冷凍でも長持ちしやすいです。
干物以外にも魚や肉を小分けにしてパックできるので
我が家では大活躍の家電です。
エンボス付きの真空パック袋を使うと
上手く真空に出来ます。
![Hanienceの真空パック機で真空保存](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2530.jpeg)
以前もアジの一夜干しをたくさん作って
家族にお裾分けして喜ばれました。
自分で作る干物は新鮮な素材で、
塩分も調整できて良いですね♪
![アジの一夜干しを真空パックに。](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2570-edited.jpeg)
後日干物を焼いてみましたが
身もプリプリで塩味もちょうど良く美味しかったです。
冷凍してあったものでも
解凍せずにそのままグリルで焼いて食べることが出来ます。
健康にも良いので今後も魚が釣れたら
干物を作っていきたいと思います。
干物にお勧めの魚
魚であれば結構なんでも干物は美味しいと思います。
今まで作ったもので私が美味しかったのは、
ガシラ・鯛・アジ・太刀魚などです。
太刀魚は味醂干しにしました。
冷凍して晩酌のお供に
ちびちび消費していきました。
![太刀魚の味醂干し](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2572-768x1024.jpeg)
写真は片袖開きの鯛です。
慣れれば片袖開きも簡単なので、
是非色んな魚で試してもらえればと思います。
![鯛の一夜干し前、片袖開きの鯛](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2571-edited.jpeg)
【おまけ】天気が悪い日でも干物は作れる
干物はやっぱり外に干したくなりますが、
外に干すことに抵抗のある方や天気が悪い日にでも
あるものを使えば干物は作れます。
それは「ピチットシート」です。
ピチットシートは、
浸透圧脱水という方法で
食品の脱水を行う食品用脱水シートです。
ピチットシートで魚を巻いて
半日から一日冷蔵庫に入れておくと
一夜干しが簡単に完成します。
以前ホタルイカの沖漬けを作った日に
天気が悪かったので
ピチットシートで
一夜干しを作成しましたが美味しく出来ました。
水分が抜けていくのをみるのも面白いです。
![ピチットシートでホタルイカの一夜干し](https://momosuke-nosuke.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2569.jpeg)
ぜひ皆さんも自宅で簡単に
美味しい干物を作ってみて下さい^^
まとめ
干物にして、
真空パックにする事で保存が出来、
いっぱい釣れた魚も
後日美味しく食べられます。
釣り疲れて当日料理するのも面倒な際や、
食べきれないぐらいいっぱい釣れた際には
干物作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回干物の例にしているニジマスは
芥川マス釣り場で釣ったニジマスです。
釣行記も掲載していますので、
是非一読ください。
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